大好きだったおじさんの年賀状と喪中ハガキ

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幼い頃、毎年お祭りになると父の友人やその友人家族が集まり、お酒を飲んだりご飯を食べたりしていました。私とその家族は準備や運んだりと忙しいのですが、一つだけ楽しみがありました。それは、父の友人で独身のおじさんが、近くのおもちゃ屋さんに連れていってくれて私と兄に必ずおもちゃを買ってくれたことです。しかし、私が高学年になったくらいにそのおじさんが仕事場の駐車場でなくなってしまいました。糖尿病と高血圧を患っていたので、心臓に負担がかかってなくなってしまったそうです。

亡くなったその年、そのおじさんの家族から喪中のはがきをもらったのですが、おじさんは年賀状がなぜか来ていて(もしかしたら早くに出していたのかもしれません)そのおじさんの名前の字だけなぜか薄れて見えにくくなっていました。(その他の字はしっかり濃くかかれていました)
家族で何か予感するものがあったのかな?といいながら年賀状と喪中の葉書を照らし合わせて見ていました。

その後、父も私が21歳の時に亡くなり、友人とも疎遠になっていきましたが、毎年喪中の葉書が届くたび、優しかったおじさんの姿が目に浮かびます。喪中葉書は本当はお悔やみの葉書なのですが、おじさんからの喪中葉書だけは優しい思い出がたくさんつまった手紙のようにも感じました。

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